犬猫も家の中で溺れる?人の溺水事故から考える浴槽・洗濯機の対策
2026年09月12日
溺水事故というと、海や川などを想像する方が多いと思います。
しかし調べてみると、人の場合は浴槽など家の中でも溺水事故が起きています。
さらにドラム式洗濯機では、中へ入った子どもが閉じ込められる事故も報告されています。
そして同じように犬猫について調べていくと、人工的な水場での水没事故や、猫がドラム式洗濯機に入ったまま運転される事故も確認できました。
家の中の水を必要以上に怖がる必要はありませんが、どのような条件が重なると事故になるのかは知っておいてもいいと思います。
自分は工務店の人間なので実際に事故が起きたときの治療に関しては、お役に立てません。
そこで今回は事故が起きた後の治療ではなく、事故が起きる前に何ができるのかを中心に考えます。
自分が特にお伝えしたいのは、人が毎回注意することに加えて、間取りや扉でもう一段安全性を高められないかという部分です。
目次
1. 家の中での人の溺水事故
まず犬猫の話をする前に、人の事故について少し確認してみます。
大人にとって浴槽や洗濯機は、毎日の生活で普通に使っている住宅設備です。
しかし小さな子どもにとっては、ただの遊び場に見える側面があります。
実際にかくれんぼなどをしていると、浴槽や斜めドラム洗濯機は小さい子供なら隠れることが可能だと自分は思います。
1-1. 小さな子どもは浴槽でも溺れる
消費者庁によると、家庭内で起きる子どもの溺水事故では、0~1歳の入浴中の事故が特に多く確認されています。
また大人が少し目を離した間や、わずかな水深でも事故が起きています。
そこで推奨されている対策を見ると、
- 小さいうちは浴槽の水を抜く
- 子どもだけで浴室へ入れない
- 必要に応じてベビーゲートを使う
といった方法があります。
自分がここで注目したいのは、「子どもから目を離さない」で終わっていないことです。
もちろん見守ることは大切です。
それと同時に、子どもだけでは危険な場所へ近づけない環境もつくる。
この二つを重ねて事故を防ごうとしています。
これはこの後にお伝えをする犬猫の事故を住宅から考える場合にも、そのまま参考になる考え方だと思います。

1-2. ドラム式洗濯機では閉じ込め事故も起きている
もう一つ知っておきたいのが、ドラム式洗濯機で起きた子どもの事故です。
消費者庁では8歳の子どもがドラム式洗濯乾燥機の中へ入り、扉が閉まった状態で窒息死した事故が紹介されています。
また韓国の研究では、洗濯機に関連する死亡事故23件のうち、前開き式洗濯機による4件は、すべて6~8歳の男児でした。
原因は洗濯槽内に閉じ込められたことによる低酸素状態とされています。
これは浴槽で溺れる事故とは少し違います。
それでも住宅側から見ると、「中へ入ることはできるのに、自分では出られない」という共通点があります。
この視点は、このあと紹介する猫とドラム式洗濯機の事故にもつながってきます。
1-3. 「入れるけれど、出られない」を考える
浴槽と洗濯機は、用途も形状もまったく違う住宅設備です。
しかし事故までの流れを見ると、
- 危険な場所へ近づき、中へ入る
- 落ちた後に、自力で出られない
以上のような共通点があります。
さらに周囲の人がすぐに気づかなければ、事故がより深刻になる可能性があります。
そう考えると、事故対策は「落ちたらどう助けるか」だけではありません。
そもそも近づけない。中へ入れない。入ったことに気づける。
事故に至る途中にも、止められる場所はいくつもあります。
2. 犬猫も家の中で水没事故に遭う
1章では人の話でしたが、犬や猫に置き換えるとどうでしょうか。
犬は泳げるという印象がありますし、猫は水を嫌うというイメージがあります。
そのため、家の中で溺れることまで考えたことがない方も多いと思います。
しかし実際には、犬猫の水没事故も獣医学研究で報告されています。
2-1. 犬猫28頭の水没事故
2008年の獣医学研究では、水没事故のあと動物病院を受診した犬25頭、猫3頭、合計28頭が調査されています。
そのうち14頭が人工的な水場で事故に遭っていました。
また28頭中21頭、75%に呼吸器の異常が確認されています。
もちろん、この数のすべてが家庭の浴槽で事故に遭ったわけではありません。
そして犬や猫の飼育数から見て、極端に多い数字とも言えません。
ただ少なくとも、犬猫の水没事故を海や川だけの話として考えるのも違うと自分は考えます。
人間がつくった水場でも事故が起きていることは、知っておいていいと思います。

2-2. 犬は泳げても、浴槽から出られるとは限らない
「犬かき」という言葉があるくらいなので、犬は泳げる動物という印象が強いと思います。
しかし今回考えたいのは、泳げることと、落ちた場所から脱出できることは別という点です。
家庭の浴槽は、周囲を壁で囲まれています。
そのためたとえ犬が泳げたとしても、縁へ前足を掛け、滑らずに踏ん張り、自分の体を持ち上げられるとは限りません。
2-3. 子犬・小型犬・シニア犬猫では条件も変わる
さらに犬猫は、ずっと同じ身体能力で暮らすわけではありません。
生まれて間もない子犬や子猫、体の小さな小型犬、足腰が弱ってきたシニア犬猫では、若く元気な成犬・成猫と条件が違います。
例えば若いころなら、浴槽の縁へ前足を掛けて体を持ち上げられた犬でも、年齢とともに筋力が落ちれば、同じ動作が難しくなる可能性があります。
これは床の滑りなどを考えるときにも同じですが、犬猫側も時間とともに変化します。
元気なときだけではなく、年齢を重ねたあとまで考えておくことも、犬猫と長く暮らす住宅では必要だと思います。
3. 水没事故が起きる5条件
犬猫はいきなり水没事故に遭うわけではありません。
言い方を変えると、条件がすべてそろわないと事故につながる可能性はぐっと減ります。
一つ一つの要素を分解して、どこで事故を止められるのかを考えることが自分は重要だと思います。
3-1. まず「水がある」
最初の条件は当然ですが、水があることです。
浴槽の残り湯だけではなく、掃除中のバケツや洗濯物のつけ置き水、子ども用プールなど、住宅には一時的に水が溜まる場所があります。
必要のない水を残さないことが、最初にできる対策になります。
ただし浴槽の残り湯を洗濯へ利用したい家庭もありますし、災害への備えを考えて、水を残しておきたい場合もあるでしょう。
また富山県のように給湯設備が凍結しないよう、あえて浴槽に水を残すこともあります。
そのため水をなくす方法が溺水事故防止には最高ですが、現実的ではない部分もあると思います。
3-2. 犬猫が水場まで近づける
次に考えるのが、その水場まで犬猫が自由に行けるのかということです。
浴槽に水が残っていても、犬猫が浴室へ入れなければ、事故につながる可能性はかなり下がります。
逆に浴室の扉がいつも開いていて、犬猫が自由に出入りしているなら、浴槽へ近づく機会は増えます。
そのため住宅側から見る場合、浴槽だけではなく、リビングから浴室までの動線が存在していないかということも一緒に確認した方がいいと思います。
3-3. 「落ちる・入る」を止められる場所がある
水場まで近づいたとしても、落ちなければ事故になりません。
浴槽ならフタがあれば転落を防げる可能性がありますし、洗濯機なら扉を閉めておけば、猫が中へ入ることを防げます。
水をなくすだけではなく、部屋へ入れない、設備の中へ入れないと、段階を重ねて対策することができます。
3-4. 人が気づかない
もう一つ考えておきたいのが、人が犬猫の行動へすぐに気づかない場合です。
浴室に入った犬猫を家族が見ていないこともありますし、洗濯機では猫が衣類の中へ隠れてしまう場合もあります。
そのため「危険なことをしたら見つければいい」という考えだけでは、十分とは言い切れません。
人の目が届いていない時間でも、事故になりにくい環境をつくることが重要になります。
3-5. 最後に「自力で出られない」
浴槽へ落ちたとしても、犬猫がすぐ自力で外へ出られれば、大きな事故にはならないかもしれません。
しかし浴槽の縁が高く、内側が滑りやすいうえに、犬猫の体格や体力まで不利な条件が重なると、自力での脱出が難しくなります。
つまり事故になるまでには、
水がある
→近づける
→中へ入る・落ちる
→人が気づかない
→自力で出られない
という段階があります。
この途中のどこか一つでも止められれば、事故になる可能性を下げることができます。

4. 浴槽の残り湯は、なぜ危険になるのか
家庭内の水場として、最初に考えたいのが浴槽です。
何事もなければメリットが多いことも事実なので、残り湯をすること自体が悪いとは、自分は思いません。
問題になるのは、水が残っている浴槽へ犬猫が自由に近づける状態になっていることです。
4-1. 浴槽は意外に脱出しにくい
浴槽の内側は掃除のしやすさから、滑らかな仕上げになっています。
また浴槽の形はメーカーや商品によって違いますが、半身浴用の段差などがなければ、底から縁まではそれなりの高さがあります。
犬や猫が浴槽へ落ちた場合、泳げれば終わりというわけではありません。
縁まで移動して前足を掛け、滑らずに踏ん張りながら、自分の体重を持ち上げる必要があります。
特に子犬や子猫、小型犬、シニア犬猫では、この一連の動作が難しくなる可能性があります。
浴槽の危険を考える場合、水の深さだけではなく、落ちたあとにその形状から脱出できるのかまで見た方がいいと思います。

4-2. 同じ注意力をキープできるか
浴槽のふたを閉める。浴室のドアを閉めて、鍵をかける。
誰にでもできる難しい対策ではありません。
これでも事故は防げるわけです。
それでも自分が気になるのは、犬猫と10年、20年と暮らす間、人間が一度も対策を忘れずに続けられるのかという点です。
普段は浴槽のフタを閉めていても、お酒を飲んだ日なら忘れるかもしれません。
子どもや孫が遊びに来た日や、普段とは違う家族が最後に入浴した日など、いつもと違う状況もあります。
安全の前提を、「人間が絶対に忘れないこと」だけに置くのは少し怖いと自分は思います。

5. 人の注意だけに頼らない
自分は浴槽そのものへの対策だけではなく、犬や猫が浴室までどうやって来るのかを考えます。
例えばリビングから廊下へ進み、その先に洗面脱衣室があり、さらに奥に浴室がある間取りだったとします。
この場合、犬猫を止められる場所は浴室の扉だけではありません。
一つ手前にある洗面脱衣室の入口でも止められるため、二重で安全性を確保できます。
5-1. 一つ忘れても、次の対策で止める
浴槽にフタをすることを一つ目、浴室の扉を閉めることを二つ目の対策と考えます。
さらに洗面脱衣室へ犬猫を入れないようにすれば、三つ目の対策まで用意できます。
仮に浴槽のフタを閉め忘れても、犬猫が洗面脱衣室へ入れなければ、浴槽までたどり着きません。
特定の一つの行動を絶対に忘れないよう求めるより、一つ忘れても次で止める方が現実的だと自分は思います。

5-2. 水回りを分ける意味は溺水事故だけではない
洗面脱衣室を犬猫の生活圏から分けることには、溺水事故以外の意味もあります。
この場所には洗濯洗剤や柔軟剤、化粧品、ドライヤーなど、犬猫に自由に触ってほしくない物が集まりやすいからです。
一つ一つの危険物に個別の対策をする方法もあります。
しかし、危険なものが集まる場所そのものへ入れなくするという考え方なら、複数の問題をまとめて減らすことができます。
5-3. 扉があれば終わりというわけでもない
ただし洗面脱衣室に扉があれば、それだけで安心とも限りません。
猫によっては軽い引き戸を前足で開けることがありますし、犬でもレバーハンドルへ前足を掛けて、扉を開ける場合があります。
そのような犬猫なら、ロックできる扉を選んだり、場合によっては握り玉を使ったりします。
特別なペット専用設備を増やすというより、普通の住宅設備を犬猫の行動まで考えて選ぶということです。

6. ドラム式洗濯機による猫の事故
ここまでは浴槽を中心に、犬猫の水没事故について考えてきました。
もう一つ家庭内で注意したいのが、乾燥機能付きのドラム式洗濯機です。
浴槽については犬猫両方の話でしたが、洗濯機については実際の事故例が確認できるため、ここからは猫を中心に考えていきます。
斜めドラムを含む前開き式洗濯機は、扉の位置が低く、開いていれば猫が自分で中へ入ることができます。
実際獣医学論文でも前開き洗濯機へ猫が入り、そのまま運転されてしまった事故が報告されています。

7. 洗濯物が猫の存在を隠してしまう
洗濯槽が完全に空であれば、中に猫がいれば比較的気づきやすいと思います。
しかし実際の生活では、洗濯機の中にタオルや衣類を先に入れておくことがあります。
実際に飼い主への聞き取りでも、ドラム式洗濯機の洗濯物の中に猫が入って寝ていたという事例が紹介されています。
猫が衣類の中へ潜ってしまえば、洗濯機を少しのぞいただけでは、存在に気づきにくくなる可能性があります。
7-1. 家族それぞれが洗濯物を入れることもある
例えば朝、家族の一人が洗濯物を入れて、そのまま洗濯機を回さずに出掛けたとします。
そのあと猫が洗濯槽へ入り、タオルや衣類の中で寝てしまう。
さらに別の家族が洗濯物を追加して、そのままスイッチを押すという流れも考えられます。
もちろん毎回、中をしっかり確認してからスイッチを押せば防げる事故です。
しかしこれも浴槽と同じで、普段とは違う人や違う行動が入ると、いつもの確認手順が抜けることがあると自分は考えています。
7-2. 乾燥後の洗濯槽にも注意したい
さらに乾燥機能を使った直後であれば、洗濯槽の中には暖かさが残ります。
猫によっては、そのような狭く暖かい空間へ入りたくなる可能性もあります。
ここでも問題なのは、猫が洗濯機へ入ることだけではありません。
衣類があることで、猫が中にいることを人間が見つけにくくなる。
自分はこの点も含めて、何も対策をしない状態には少し危険があると考えています。

8. 洗濯機の事故を防ぐ基本対策
洗濯機についても、浴槽同様に対策はそれほど難しくありません。
使っていないときは洗濯機の扉を閉めておき、運転する前には中を確認します。
たったこれだけで終わるはずです。
しかし人間はロボットではないので、毎回同じようなことをできるとは限らないと自分は考えます。
8-1. 問題は「毎回できるか」ということ
浴槽と同じで、洗濯機でも問題になるのは「毎回必ず確認できるか」です。
朝急いでいたり、普段使わない家族が洗濯したりすれば、確認が抜けることもあります。
そのため、運転前の確認だけに頼らない方法も自分は考えます。
8-2. 洗濯機まで近づけない方法も考える
洗濯機が洗面脱衣室にあるなら、5章で紹介したように、その入口で猫を止める方法もあります。
そうすれば
- 洗濯機への侵入
- 洗剤や柔軟剤への接触
- 化粧品などへのいたずら
といった問題もまとめて減らすことができます。
浴槽と洗濯機は別々の事故に見えますが、住宅側から考えると、水回りへの入り方を管理することで両方に対応できます。
ここが住宅を建てることで自分が伝えたい、考え方になります。

9. 猫の生活圏から洗濯機を分けられない場合
ここまで水回りを犬猫の生活圏から分ける話をしてきました。
しかしすでに住んでいる家では、洗面脱衣室に扉がなかったり、猫がその場所を通らないと生活できなかったりする場合もあります。
9-1. 洗濯機に近づきにくくする
洗濯機に近づけさせたくないから、リフォームしたり引っ越しする。
このような考え方はあまり現実的ではありません。
そこで洗濯機そのものへ近づきにくくする方法を考えてもいいと思います。例えば、
- 猫用の忌避用品を洗濯機まわりに使う
- 洗濯機を専用台などで少し底上げする
- 洗濯機の前に足場になる物を置かない
といった方法があります。
9-2. あくまで補助的な対策
9-1の内容は万能ではありません。
臭いを利用する場合には、猫への安全性が確認された製品を選ぶことが前提になります。
また底上げについても、猫によっては簡単に飛び乗るため、高くすれば必ず入れなくなるとは限りません。
洗濯機は脱水時に大きく振動する設備でもあるため、専用台などを使う場合にはメーカーの設置条件を確認する必要があります。
そのため自分は、これらを単独で使うというより、扉を閉める、運転前に確認するといった基本対策を補助するものと考えた方がいいと思っています。

10. 浴槽や洗濯機以外にも水場はある
ここまで浴槽と洗濯機を中心に書いてきました。
しかし犬猫が水に関係する事故に遭う可能性がある場所は、この二つだけではありません。
家の中を改めて見てみると、一時的に水が溜まる場所はいくつもあります。
例えば、「掃除中のバケツ」「洗濯物のつけ置き水」「子ども用プール」などです。
これらは浴槽ほど大きな水場ではありませんが、犬猫の体格によっては見方が変わります。
10-1. 水の深さだけで考えない
例えば大人から見れば、バケツに入っている水はそれほど多くないと感じるかもしれません。
しかし子猫や小型犬から見れば、容器そのものがかなり大きくなります。
さらに側面が滑りやすく、縁まで高さがあれば、中へ落ちたあとに簡単に出られるとは限りません。
そのため「何リットルの水があるか」だけではなく、その犬猫が落ちたときに自力で外へ出られる形なのかまで見た方がいいと思います。
これは浴槽で考えたことと基本的には同じです。
10-2. 使い終わった水は残さない
こうした小さな水場については、間取りを変えなくても対策できるものが多くあります。
掃除が終わったらバケツの水を捨てる。
つけ置きしている場合は、犬猫が入れない場所へ移動する。
子ども用プールを使い終わったら、水を抜いて片付ける。
まずはこのような日常的な管理だけでも、事故につながる条件を一つ減らすことができます。
11. 万が一、水没事故が起きた場合
今回の記事は事故が起きた後の治療方法ではなく、事故を起こさないための住宅側の対策を中心に書いています。
ただ最初に紹介した犬猫28頭の水没事故では、75%に呼吸器の異常が確認されています。
そのため実際に犬猫が水没してしまった場合には、「すぐ水から出たから大丈夫」と自己判断だけで済ませない方がいいと思います。
具体的な治療や応急処置は獣医療の領域になりますので、状態に不安がある場合は動物病院などへ相談してください。
12. まとめ|人の注意と住宅側の対策を重ねる
事故はたまたまが積み重なったことで発生します。
言い換えれば、条件がそろわないと事故にならないわけです。
そしてその条件も、誰もが簡単にできる対策ばかりです。
しかし実際に事故は起きてしまっています。
そこで今回は人の注意だけではなく、家側でもできる対策を中心に考えてきました。
事故を完全にゼロにする方法はないと思います。
それでも、一つの対策を忘れたときに次の対策で止められる家にすることはできると自分は考えます。
犬猫と10年、20年と暮らす住宅だからこそ、こうした小さな安全性まで積み上げておいてもいいのではないかと自分は思います。
今回の文章が、何かしらの参考になればこれ以上の喜びはありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
12-1. 執筆者プロフィール
野島建設株式会社 代表取締役社長 野島比呂司
一級建築士 宅地建物取引士 増改築相談員
富山県出身 近畿大学理工学部建築学科卒
地元のハウスメーカーに就職後、2007年野島建設に入社。
会社の2代目として仕事をするだけでなく、自分でも会社を創業。野島建設として1000棟を超える施工実績があり、富山県の市町村単位では複数回の着工数1位の獲得経験あり。
2024年の能登の震災による仮設住宅建設にも尽力。その際に人と愛玩動物とのかかわりについて考え、ペット共棲住宅の重要性を実感。
投稿日 2026年9月12日
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