スタッフブログ リフォームかそれ以外か リフォームする前に気にしたい事
2025年05月24日
こんにちは。
急に暑くなり、体が暑さについていっていない野島です。
扇風機なども押入れから急遽出したりして、バタバタしていました。
今回は「リフォームをした方が良い場合と、それ以外を検討した方が良い場合」について、お話ししたいと思います。
リフォームはコストを抑えて住まいの快適さを向上させられる魅力的な選択肢ですが、すべての住宅にとってベストな方法とは限りません。
気にしたいことはポイントだけではありませんが、冷静な判断が必要です。
【1】建築年が昭和56年以前かどうか
これは最も大きな判断基準のひとつです。
昭和56年(1981年)は、新しい耐震基準(新耐震基準)が施行された年です。
それ以前の住宅は、現在の地震対策に比べて構造的に不安が残ることが多く、基礎や柱の構造自体が大地震に耐えられない作りである可能性があります。
特に2024年の能登半島地震では、倒壊した住宅の多くがこの昭和56年以前のタイプだったのではないかと感じさせられる場面が多くありました。
さらに、平成12年(2000年)には、構造計算や耐力壁の配置に関する基準がさらに厳しくなりました。
この年代を基準に「リフォーム」で済ませて良いのか、「建て替え」や「新築への住み替え」も視野に入れるべきか、慎重な検討が必要です。
【2】シロアリの被害が見られるかどうか
春から初夏にかけて、シロアリの被害がよく見つかる時期です。
床がフカフカする、羽アリを見かけた、柱を叩くと空洞音がする。
こうしたサインがある場合、見えないところで構造材が食害を受けている可能性があります。
シロアリは住宅の強度を静かに、確実に低下させていきます。
そのままリフォームをしても、表面はきれいになっても、根本的な安全性が確保できない場合があります。
【3】リフォームでは改善できない立地・構造の問題
例えば、「家が道路より低い場所に建っており、雨のたびに水が溜まる」「敷地の形状のせいで日当たりが非常に悪い」といった、建物以外の構造的・地理的な問題を抱えている場合、リフォームでは根本解決できないことがあります。
このような場合には、建て替えや住み替えを検討する方が、長期的に見て暮らしやすくなることもあります。
※新築・リフォーム両方対応できる会社に相談を
意外と大きなポイントがこれです。
リフォーム専門会社に相談すると、「リフォーム前提」の提案が中心になります。
逆に新築専門会社では、「建て替え前提」の話になりがちです。
その点、野島建設のように「新築もリフォームもどちらも対応している会社」なら、同じ条件のもとでフラットに比較検討ができます。
同じ説明を複数の会社に繰り返さなくてもよいという利便性も、大きなメリットです。
リフォームは「選択肢のひとつ」であって、「絶対的な正解」ではありません。
耐震性、シロアリ、地盤や敷地の問題、ライフスタイルの変化…それぞれのご家庭に応じて、最適な住まい方を一緒に考えることが何より大切だと私たちは思っています。
5月末にリフォームの完成見学会を開催いたします。
どちらにすべきか悩んだら、まずは気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~NOJIMAの紡ぎ繋ぐプロジェクト~
野島建設株式会社 社長 野島比呂司
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