スタッフブログ プレカットと匠の手加工
2021年08月06日
こんにちは。
様々な意見はありますが、頑張っている選手には罪はないので、オリンピック頑張ってほしいと思っている野島です。
しかし暑い中、倒れないようにしてほしいものですね。
先日から大型のリフォーム工事を、自分が中心となり手掛けています。
平成元年ごろに建築された住宅なのですが、このころはプレカットがほぼ無く、まだ大工さんが木材を加工し上棟をしていました。
プレカットされた住宅はどちらかと言えば正解があり、癖が少ない気がします。
それとは違い、大工さんが加工した住宅の軸組み(柱や梁)はその人の特徴が出ているといつも感じます。
自分が大工さんになったつもりで大型リフォームのイメージをするのですが、やはり現実と自分の想像が違い毎回苦労しています。
・プレカットと匠の手加工
しかし自分はどちらかと言えば、大工さんが加工した住宅の方が家としての価値が高い気がします。
もちろん時代背景で、断熱材が少ないとか、耐震強度が弱いとかありますが、それは大型リフォームなら十分に補うことが可能です。
自分が気にすることは梁等の構造体の大きさや太さです。この部分がプレカットの木材よりも結構大きくて、自由度が高いことが好みです。
そして梁などが組みあがっている状況を見ていると、その時作業していた大工さんと対話をしている感じがしてなんか楽しいのです。
これはあくまで個人的な考えではありますが、リフォームの方が新築と違い予定通りに行かないところも楽しいです。
このようなことを新築をメインにしている工務店の社長が話をすることは変かもしれませんが、リフォームはリフォームの楽しさがある。そんな感じで自分は大型リフォームに取り組んでいます。
冬には新築以上の工事をしてお引き渡しできるよう、お客様に喜んでもらえるよう、また頑張っていきます。
~温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAのゼロ・ハウス~
野島建設株式会社 社長 野島比呂司
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