スタッフブログ　制震装置は三種類に分類される

2020年11月27日

こんにちは。

12月から工場の改装をさせていただく野島です。

住宅専門でやっている会社でノウハウがないので大変ですが、なんとか形にできるよう頑張りたいと思います。

先日今年最後になる完成見学会をさせていただきました。

その時に広告をさせていただいたのですが、多くの会社さんがその雑誌に広告を出されていました。

よくよく見ると、二棟同時の完成見学会を多く開催されていたり、その会社さんが売りにしていることを記載していました。

同じ業界の自分から見て、気になったのは「制震装置」です。

制震装置とは地震があった時に「地震波を熱に変換することで、揺れを軽減する装置」と自分は認識しています。

・制震装置は三種類に分類される

制震装置には三種類ありまして、「ゴム」「油圧」「金属」を使用した装置があり、富山県で最も採用されているのはゴムを使用した商品だと思います。

しかし当社が採用している制震装置は「金属」タイプの商品で、おそらく富山県の中ではほとんど採用されていない商品になります。

なぜ当社がこのマイナーな「金属」の商品を採用したかというと、夏暑く冬寒い富山県では、「ゴム」「油圧」のタイプの制震装置は一年を通じて安定した性能値が出ないと考えているからです。

当社の住宅のことをよくご存じの方は気づかれるかもしれませんが、当社は壁の中も室内と同じような室温を保つので、本来であれば「ゴム」「油圧」でも問題ありません。

それでも「金属」の制震装置を使う理由は、リフォームでも使用できることが挙げられます。

リフォームでも使用できる制震装置は少なく、新築でもリフォームでも使用できることが利点で当社は金属系の制震装置を採用しました。

もちろんそれ以外の細かな点の比較までしたうえで商品選びをしていますが、「リフォームでも使用できる制震装置」という切り口もぜひ知っていただけたらと思い今回お伝えさせていただきました。

最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。

～温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAのゼロ・ハウス～

野島建設株式会社社長野島比呂司

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