スタッフブログ　ウッドショックの現状

2021年05月27日

こんにちは。

暖かいのか、寒いのか、よくわからない天気が続いていると感じている野島です。

梅雨の雰囲気みたいに、じめじめしているので、自分は好きではないのですが、皆さんはいかがでしょうか？

最近取引のある不動産屋さんや、住宅に関係ない知人からも「今契約しても家建てられないの？」的な質問をいただくようになりました。

最近話題になっているウッドショックの話だと思います。

ウッドショックとは、コロナウイルスの影響でテレワークなど自宅で仕事をする人が、世界中で増えたことで木材の流通量以上の木材需要が出てきたことによる問題です。

木材は世界中にはたくさんあるのですが、加工処理能力が足りていない状況で、世界中で木材の奪い合いになっているようです。

実際に解消のめどは今のところ立っていない状態で、実際多くの工務店さんは影響を受けています。（2021年5月末現在の情報）

・ウッドショックの現状

現状で当社の場合は以前より3社の木材会社と付き合いがあり、今のところ大きな問題は起きていない状態です。（取引先の木材会社が１社しかない工務店さんの場合は、もう影響が出ている可能性があります）

木材会社の話をしっかり聞くと、以前より2割ほど流通量が落ちている状態で、これからはどの会社も2割減の出荷量になるとのことです。言い方を変えると以前の8割の出荷量は現状はあるようです。

しかし世間では木材がどこにもない。と勘違いをされて、家が建てたくても建てられないという雰囲気を持っておられる方が増えているのが現状です。

もちろん流通量は2割減っていますので、工期遅れがあるかもしれませんが、順番を待っていれば必ず家は建てられることが事実だと思います。

最近話題のコロナウイルスのワクチンと一緒で、時間がたてば需要も落ち着き必ず順番は回ってくるはずです。

あくまで当社の話であり、2021年5月末現在の話になりますが、焦って家づくりをされなくてもいいのではないかと思います。（2021年中にどうしても新居が必要な場合は、早い方が良いかもですが）

そして「早く契約をしないと家が建てられない」と話をしている会社さんの話は、話半分にした方が良いのではないかと思っています。

最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。

～温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAのゼロ・ハウス～

野島建設株式会社社長野島比呂司

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