スタッフブログ 屋根雪の問題
2018年02月08日
こんにちは。
記録的な大雪になっており、数回車が立ち往生してしまった野島です。
福井の立ち往生から見れば決して大変ではないのですが、雪は大変ですね。
魚津の場合、今現在はすぐに屋根雪下ろしまでしなくても大丈夫ではないかと思いますが、少し気になることもあるのでお話をさせていただけたらと思います。
屋根雪があるメリットは寒さの面でも、家の荷重の面でも、雨漏りの面でも、特にありません。
ですが急いで落とす必要もあまりなくて、万が一屋根雪下ろしで落下をすると目も当てられなくなりますので、十分な注意が必要です。
・屋根雪の問題
屋根雪の問題は、
・つららが出来て落ちる
・荷重がかかりすぎて、家がつぶれる
・太陽光発電を設置すると、落雪が結構遠くまで飛ぶようになる
・屋根雪が落ちる先にサンルームやウッドデッキがあると壊れやすい
等があると思います。
以前もお伝えしているのですが、落雪による問題は結構大変です。
今まで大丈夫であったと思われるウッドデッキやサンルームが一瞬にゴミの山になる可能性があります。
とくに太陽光発電を設置した場合によく話が上がっていますので、何かできる対策があればした方がいいのではないかと思います。
最後は家ではなくてカーポートについて少しお伝えできればと思います。
新築の場合、屋根雪は1mまでは耐えられるよう計算をしなくてはいけません。
カーポートは商品によって異なり、表示を見ていただくとわかります。
そして基本的に1m積雪対応の商品は「新雪」の厚みになります。
根雪といわれる一度雪が解けて、固まり直した雪は荷重が大きいので、その半分くらいで壊れる場合があります。
そのような状況になったら屋根雪下ろしを検討した方がいいと思います。
カーポートが無いと生活が困りますし、壊れることで車がつかえなくなる可能性もあります。
ちなみにポリカ屋根といわれる、空が見えるタイプのカーポートはほとんど積雪に耐えられないので、すぐに屋根雪を落とすか、立て直しお勧めします。
今年は雪が多いのですが、毎年このように降るものと思い準備をしておくと、いざというとき安心なのかもしれませんね。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司