スタッフブログ 外気温がマイナス付近の時の対策
2018年01月26日
こんにちは。
当社の事務所は天窓がついているので普段明るいのですが、雪で完全に埋もれて暗くなっています。
当たり前と感じていたことが、何かの拍子に当たり前でなくなるとビックリするものですね。
富山県は雪国ですね。と感じるくらい雪が多いです。
しかし雪の多さはあまり気にならないのですが、今回は温度が低温すぎますね。
当社の方にも外水栓の凍結をしたとの連絡が、多く聞かれました。
今回は低温の時に住宅関係で気にしたい内容を、少しまとめてみたいと思います。
・外気温がマイナス付近の時の対策
まずは水関係です。
外部水栓は出来る事であれば少しで良いので流しっぱなしをすると、凍結はしにくくなります。
しかし最近はめっきり減って居るのですが、ボイラーも気にする必要があります。
ボイラーの電源を消して、お湯の蛇口を流しっぱなしにすると凍結が防げます。
(もちろん電源を入れるとなお凍結しにくいですが、燃料が無駄に減りますのであまりお勧めしないです)
エコキュートはそれ自身が結構熱を持っているので、富山県の場合でしたら特に対策は不要ではないかと思います。
次は暖房関係です。
煙突がついているものは特に注意が必要です。
FFファンヒーターや暖炉(ペレットストーブ・薪ストーブ)は煙突があり、これらが雪で全部ふさがれると家の中に一酸化炭素など有害物質が逆流するので、注意が必要です。
使われる前には煙突周りがクリーンかどうか確認が必要です。
それとエアコンなどのヒートポンプを使う暖房も注意が必要です。
ヒートポンプの周りに雪が覆いかぶさると、異常停止することがあります。
またヒートポンプの後ろ側のフィン部分が凍っていると、効率が悪くなるので気づいたらきれいにした方がいいと思います。
蓄熱式暖房機だけは電気代が上がったあおりはありますが、雪には特に対策不要で便利です。
最後落雪などの雪関係です。
つららなど凍っているものが落下をすることがありますし、大量の雪で身動きが取れなくなる可能性もありますので注意が必要です。
それだけでなく最近は太陽光発電の設置が多くなった影響で、落雪の被害が多く報告をされています。
落雪は雪が降っているときも、温度が上昇しているときもどちらも気にしなくてはいけないかと思います。
また落雪ではありませんが、雪が増えた場合は屋根雪下ろしも必要です。
特に一度凍った雪は、比重が大きく、見た目以上に重たくなります。
必要に応じて雪下ろしが必要です。
細かな話をすればまだほかに気になることもありますが、ざっくりお伝えするとこんな感じではないでしょうか。
風邪などの体調面も気にする必要がありますが、日々の生活を守るためにすべきことも頭の片隅に置いていただけたら幸いです。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司