スタッフブログ 二世帯住宅
2013年05月28日
こんにちは。
昔の感覚で大盛の食事をしたのですが、強烈な吐き気に襲われて困った野島です。
いつまでも若くないと思った瞬間でした。
最近当社には大きく分類すると、「新築(単世帯)」「新築(二世帯)」「大型増改築」の三つのお話をいただいております。
その中で今回は二世帯住宅について考えてみたいと思います。
私自身は二世帯住宅で生活をしてきた人間ですので、その生活が当たり前のため、あまり抵抗はないというのが実感です。
それだけでなく、私が小さいときには、
・病院に連れて行ってもらう
・勉強を見てもらう
・ご飯の支度
・習い事の送り迎え
なども祖父・祖母にしていただきました。
この業界に入るまでは、二世帯住宅はメリットが多いという思いでした。
しかし営業や設計をするようになり、二世帯住宅のデメリットをよくお客様よりご意見としていただくようになりました。
親世帯と子世帯の4人を中心として挙げられることとして、
・親子間の問題(特に女性)
・音の問題
・時間を含めた生活スタイルの問題
・建て替え中の仮住まいの問題
・地域になじみがないことの問題
・子供(孫)への影響
などが挙げられます。
間取りで解決できる問題もあれば、住宅の性能で解決できることもあると思います。
しかし心の部分である部分はなかなか解決が難しいようです。
十分な検討は必要であると思いますが、同居をすることを無理と判断する事も必要なのかもしれません。
しかし住宅業界にいるようになり、私が昔から思っていることではない部分でもメリットを感じれるようになりました。
一番のメリットは価格です。
例えば40坪の住宅を二つ建てるのと、80坪の住宅を一つ建てたと想定します。(どちらも総二階建てと仮定)
使える面積は同じなのですが、ほとんどの場合80坪の住宅が安くなります。
その理由は、「屋根」「外壁」「基礎」など共有できる面積が増えるため安くなる場合が多いです。
簡単にまとめてみましたが、そのご家庭によってプラスと感じられる面もあれば、マイナスと感じられる部分もあると思います。
そのような場合、私は客観的に情報を整理するために、紙に全ての懸念事項やプラスの面を書きだすことをお勧めしております。
その紙をもとにご家族でお話をすると、感情的な面以外で話を進めやすくなると思っています。
もちろんこれ以外の方法もあると思いますので、良い解決策で良い判断をすることで、良い家庭が生まれると思います。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司