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スタッフブログ ひび割れとクラック(続き)

こんにちは。
暑かった日も過ぎ去り、やっと涼しさが感じられるようになってきました。
陽の上る時間も短いようになり、やっと秋らしい感じと言えると思っています。

 

今回は前回の続きのお話をしたいと思います。
木材の割れは前回お話しましたが、今回は基礎のクラックについてです。
今回も結論を先に言うと、ほとんどの場合問題はありません
しかし多くの方が基礎のクラックについて、アフター訪問の時などに質問をいただきます。
そしてその中のほとんどの場合が、基礎に問題があるのではなく化粧をしているモルタル部分です。
木造住宅の基礎の場合ほとんどは、コンクリートの上にモルタルを塗って表面の凸凹をなくします。
厚みは数ミリのものです。
結局化粧ですので、人間と同じように見た目が悪くなるだけで、その裏側(基礎そのもの)にまで悪影響を及ぼすことはほとんどありません
しかし基礎のクラックにしても、木材の割れにしても、注意が必要な場合があります。
それは割れが少しずつでも成長をしていく場合です。
一日単位では変化がほとんどなくても、一年単位で明らかな割れやクラックの変化がずっと続く状態が見られる場合は注意が必要です。
特に基礎の場合が危険なのですが、不同沈下(家が傾くこと)が発生している危険性があるからです。
家が不動沈下を起こしていると生活がしにくいことはもちろん、地震などの災害の場合でも危険な可能性がアップしてしまいます。
そのためそのような可能性が見受けられた場合は、施工された業者さんか信頼できる業者さんに検査をしてもらった方がいい思います。
危険な場合でなかったとしても、安心できると思います。
一度ご相談をされるとよいのではないでしょうか。
その際に「一年前・二年前・三年前」のように、経過の写真をつけていただけるとなお判断がしやすいと思います。
業者さんがどれだけ苦労をして、問題の内容に家づくりをしても、絶対にクラックのない家は作れないと私は思っています。
過度の反応は必要ないと思いますが、少しだけ気にかけてみていただけたら、より安全な住宅に長く住めるようになるのではないでしょうか。

 

エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社

代表取締役社長 野島比呂司

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