スタッフブログ リフォーム工事(続き)
2012年08月07日
こんにちは。
スコールのような雨が降ると、日本も少し亜熱帯化したのかと思う野島です。
雨はあまり好きではないですが、暑すぎるよりはまだいいと思ってしまいます。
今回もリフォーム工事についてお話をしたいと思います。
今回もリフォームをするかどうかの判断材料を増やすきっかけになれば幸いです。
Q.リフォーム専門の会社と工務店のリフォームとは何かが違うの?
A.提案と価格が大きく異なるかと思います。
お店によって異なりますが、リフォーム専門店の方が工事価格は高めに設定されているようです。
この点は同じような状況で見積もりをされない限りは分かりにくい部分かもしれません。
またお客様の提案方法がリフォーム専門店の方が分かりやすくなっていると思います。
工務店の場合「このような家を建てました」等の新築工事に関しては、カタログやホームページで分かりやすいのですが、「工事前」「工事後」を写真で分かりやすくしているのはやはり専門店ならではだと感心しています。
もちろん工事の質に関しては、信頼できる業者に頼まれることが一番だと思います。
Q.工事中は家の中にいてはいけないの?
A.工事の内容によって異なります。
例えばトイレのみのリフォームのような、部分的な改修の場合はご自宅にそのまま生活していただけます。
しかしお客様のご自宅の状況次第で異なる部分も多いので、担当者に確認をされた方が間違いはないでしょう。
Q.工期はどれくらいかかるものなの?
A.これも工事内容によって異なります。
新築を得意としている会社さんではあまり工期については書いていませんが、リフォーム専門会社さんのホームページなどでは工期に関しても説明が載っています。
工務店の場合でも同じくらいの工期になると考えてもいいかと思います。
簡単な工事の場合3日くらいで、長い場合は3ヶ月以上かかる場合もあります。
Q.リフォームができない場合も存在するの?
A.リフォームでは解決できない問題が存在することもあります。
2×4(ツーバイフォー)と呼ばれる構造の場合、壁を壊すことが構造的に無理な場合があったりします。
また在来工法と呼ばれる昔ながらの構造の場合、主要な柱を取り除けない場合も存在します。
お客様の状況により異なりますので、詳しくは担当者にご確認ください。
Q.7割引きのキッチンとかをチラシで見るけどあれはお得なの?
A.お得な場合もあります。
お得な場合の見分け方は、「展示品」「新型への移行のため」などのはっきりした理由が分かるかどうかです。
理由もなく安い場合は、ただ単に定価が高いだけの場合や、キッチン本体を安くして工事費を高く請求する場合も存在します。
Q.リフォームのプランを自分で考える必要はあるの?
A.プランを考えていただいても、全く考えていなくても大丈夫です。
プランを考えている場合は、それを基準に担当者は話をいたします。
全くプランがない場合は、「リフォームをされる理由」「現在お困りの点・解消したい点」についてお聞きしながらご提案をさせていただきます。
しかしどのような方法でも、「なぜリフォームをするのか」に関して担当者にお伝えをするとより良い提案ができることでしょう。
Q.良いリフォームとはどのようなもの?
A.優先順位をつけたリフォームが大事だと思います。
例えば車いすの生活の為のリフォームだとすると、和式トイレを洋式にしたり、トイレに手すりをつけたり引き戸にするなどの工事が必要になります。
その後にご予算があれば、タンクレストイレなどを検討する。
以上のように、リフォーム工事の場合「なぜリフォームをするのか?」という問題点があることがほとんどですので、まずそれを解消することが重要だと私は思います。 問題点を解決することを優先し、ご予算に応じてプラスアルファを考えるとご希望に近いリフォームができるのではないでしょうか。
リフォーム工事に関してはお客様の事情により、似たような要望であってもご提案できる内容が異なる場合がある仕事です。
しかし担当者としっかりとお打ち合わせをする中で、よりご希望に近いリフォームをすることは可能だと思います。
じっくりと話をして、より良いリフォームができるようになるといいですね。
次回の家づくりQ&Aは、建て替えに関する内容でお届したいと思います。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司