スタッフブログ リフォーム工事
2012年08月01日
こんにちは。
毎日暑い日が続いていますので、熱中症などにはご注意をしていただきたいと思います。
しかし私の目の前のカレンダーだけは、場違いなほど滝の涼しげな写真となっています。
今回は「リフォーム工事」について少しお話をしたいと思います。
今ある家を解体して新築するのがよいか、リフォーム工事が良いのかはお客様の状況によって異なります。
今回はその判断材料を増やすきっかけになれば幸いです。
Q.工事費はどちらが高いの?
A.新築が高くなります。
建てられる家の面積が同じと換算した場合、2割から4割位高い計算となります。
キッチンを最近購入したのでこれを使いたいなどの状況があった場合は、さらに金額差が大きくなります。
Q.地震に対してはどちらが強いの?
A.万全の対策をリフォームでもする場合は、新築と同等に近いくらいまでの性能は出ると思います。
もちろんその場合は、基礎から構造躯体まで検査をして必要な補強が必要になります。
しかしリフォームの場合は部分的な改修が多いと思いますので、そのような場合ではあまり期待はできないかもしれません。
Q.リフォームの場合、断熱は期待できないのでは?
A.これも耐震補強と同じような回答で、部分的なものよりも家じゅう丸ごと断熱できるかどうかによって大きく性能は異なります。
万全のリフォーム(特に外壁と屋根部分)をされる場合はかなり良い断熱ができるかと思います。
また断熱と同じくらい大事な部分として、気密(家の隙間)をしっかりと確保することも重要になります。
窓サッシなども新しいものにできると、断熱も気密もかなり向上するのではないでしょうか。
Q.リフォームの場合、階段位置など変更はできないのでは?
A.場合によっては階段位置も変更可能です。
しかし場所によっては家が倒壊するなどの恐れもありますので、経験のある建築士の方に相談をされた方が間違いはないかと思います。
Q.新築にはないリフォームならではの利点はあるの?
A.税金関係が大きな利点です。
新築をした場合は、ほとんどの場合不動産取得税が発生しますがリフォームの場合は発生しません。
また固定資産税も新築と比較すると安いかと思います。
まだまだ新築とリフォームの話がありますが、長くなりましたので今回はこれで終わりたいと思います。
また次回にもご期待いただけたら幸いです。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司