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スタッフブログ 標準とは?

こんにちは。
寝ぼけながらかなり大きな部分日食を確認した野島です。
皆様はどのような形で日食を楽しまれたでしょうか。

さて先日テレビで、電気代がアップすることを話をしていました。
東京電力さんの地域の場合では、標準家庭で480円ほど月に価格がアップするそうです。
この金額は全体として、1割くらいアップするようです。
毎日の生活で必ず使用するものですので、家計に直接響きますね。
ところで価格がアップするときに使用される「標準家庭」とは一体どのようなものなのでしょうか。

私の考える標準家庭は、「夫婦二人と子供二人」これくらいではないかと思います。
生まれた環境によって異なる考えを持たれるかもしれませんが、多数決ではこの数が支持されると私は信じております。
しかし、電力会社さんの考える30A契約の夫婦だけの2人家族の設定のようです。
大都市ではガス会社さんが頑張っていることもあり、エコキュートやIHクッキングヒーターの利用は北陸と比べると少ないですが、それでも少なすぎる電力量だと思います。
事実、私の思う標準家庭では、40Aが主流だったようです。
ちなみにこれが北陸なら、もっと大きな電力が必要になります。
このようなことをお伝えすると、つくづく「標準」とか「一般的」という言葉は企業側にとって便利な言葉だと思います。
標準の定義を説明しないのに、なぜか納得してしまう。
しかし、よくよく話を聞くと「それは標準じゃないでしょう!!(怒)」、みたいなこともありえます。
ちなみに私も東京電力の標準家庭を聞いて、思わずツッコミを入れたくなりました。
そういう私たち建築業界も、巧みに「標準仕様」を利用しているのも事実です。
私はそうならないように、誰にでも理解しやすく、お客様の立場になって、「嘘、大げさ、紛らわしい」話をしないように、今まで以上に心がけようと思った一幕でした。

 

エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社

代表取締役社長 野島比呂司

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