スタッフブログ スマートハウス始めました。
2012年02月26日
こんにちは。
東京マラソンを見ていると、天気が良くてうらやましいと思ってしまいました。
健康のためにはマラソンほどではなくても、少しの運動は必要ですね。
本日は「スマートハウス」についてお伝えをしたいと思います。
最近ではCMでもスマートハウスについて良く放送されています。
しかし「スマートハウスって何?」とか「どんなメリットがあるの?」とか「富山の工務店レベルの会社で施工できるの?」について、非常に簡単ですがお話をしたいと思います。
まず「スマートハウス」の定義についてお話したいと思います。
「ITをつかい、家庭の電気使用量を削減する。その結果太陽光発電や蓄電池の効果をさらに引きだすことができる。そしてどのくらい得をしているのか、確認することができる(内容要約)」ということが定義のようですが、さらに言うと「電気代の安い家をITで作る」ということでしょうか。
震災の影響で電気自動車から電気の供給を受けることがありますが、これは直接的にはスマートハウスとあまり関係がなさそうです。(電気の供給元はスマートメーターというものがありますが、これはスマートグリッドに関係するものです)
ではスマートハウスにすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
私の知っている限りでは、「お客様は漠然と得した気分になれる」くらいのものでしょうか。
どのくらい得になるのかは簡単に言うと、お客様次第の部分が大きいです。「年間5万円が安くなる。」みたいな情報はまだ出ていないことと、今ある家につけるのではなく、生活が一変する新築につけられることがほとんどだからです。結局比較対象がないと、少しわかりにくい部分が多いです。
またどのくらい電気を無駄に使用しているのかわかることで、10%の電気使用量を自主的にできる。と言われているようですが、スマートハウスは太陽光発電とセットになることが多いことが実情です。
実は太陽光発電でも、家庭内でどのくらいの電気使用量かを見ることができます。
詳しく突き詰めると違うのでしょうが、大したものではないと私は思っています。
また施工に関してですが、結構簡単に施工できます。
部品が二つ三つ増えるくらいですので、仕組みさえ知っていれば当社のような地域の工務店クラスでも十分対応可能です。
部品が少ないので、結構価格も安く施工できます。
最後にスマートハウスについて、私の考察をしたいと思います。
富山県では助成金も今現在ありませんし(10万円の補助金が出る可能性もあります)、「電気を賢く使う」なら太陽光発電とその周辺機器だけで十分効果を発揮すると思います。
今後「スマートグリッド(←これが実現すると素晴らしいものです)」と言われるものが普及をしてきたとしても、今現在はそれにしっかり対応可能なものであるとも考えにくいです。
どんどんスマートハウスを作ってもらって構いませんが、効果はあまり見えない感じがするかと思います。
スマートハウスに必要な機器を販売している会社とも付き合いがあるので、今回お伝えした内容をホームページにアップすることは少々心苦しいです。
間違いなどあるかもしれませんが、大筋はこのようなものであると考えていただけたら幸いです。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司