スタッフブログ 土地と結婚
2012年08月28日
こんにちは。
8月も終わりに近づくと、日が暮れる時間が早くなってきました。
しかしこの暑さは、全く衰え知らずですので、困ったものです。
今回は、土地について少しお話をしてみたいと思っています。
題名にもあるように、土地の購入は結婚とも良く似ていると私は考えています。
結婚相手を探すうえで、「顔が芸能人の○○に似ていて、やさしくて、年収が高くて、家事を負担してくれて、・・・・」のようなことが理想にはあるかと思います。
しかし実際は「年収と顔は・・・、でもこの人に決めよう」という感じで少しの妥協も入ってくるものです。
そして何より「この人が他の人と結婚してしまうと、結婚することはできない」ということも後押しになる場合もあるでしょう。
結婚ではなく、これを土地にあてはめると、似たようなことが発生していきます。
「土地の予算は○○以下で、広さが○○坪で、南面の日当たりがよく、角地で○○小校下で、・・・・」
このように、いくらでも自分の理想に近い土地の話は尽きることがありません。
しかし実際のところ、予算が合わなかったり、日当たりが完全ではなかったりします。
そして結婚と一番似ているところは、「売れてしまうと次のチャンスはほとんどめぐってこない」ということです。
結局のところ、結婚でも土地でも理想通りの買い物ができる場合はほとんど存在しません。
そして理想に近いと思っていた場合でも、他の人が手を上げてしまうとそれすらも手に入れることができません。
しかし迷っているうちに、とられたものの数ヵ月後には、理想にぴったりのものが出てくる場合も存在します。
このような話をしてしまうと、悩みが増えるだけかもしれません。
しかし消費税が上がる前に、土地を購入することを前提にしている方は注意が必要です。
なぜかというと、「消費税が上がる前に造成される予定の土地」か「今売りに出されている土地」位の選択肢しかないからです。
迷っているうちに、時間の経つうちに、選択肢の幅がどんどん狭くなっていくのです。
特にこれからの秋の時期は、お客様が活発に動く時期でもあります。
決断をしないと、自分の条件ではない土地を購入せざるを得ない場合もあります。
結婚と同じように長い時間付き合っていく土地ですので、悩まれることも当然ですが、必要な決断を早めにした方が、選択肢が多く残っていると思っていただけたらと思います。
今回のお話は、駆け込み需要をあおりたい訳ではなく、決断しようかどうしようか悩んでいる方の少しでも後押しになればと思い書いてみました。
少しでも何かの参考になれば幸いです。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司