スタッフブログ 地産地消
2012年04月26日
こんにちは。
桜も散り始め、葉桜が見えるようになってきました。
桜が楽しめるのは、連休前まで位でしょうか。
最近「富山ブラックサイダー」なるものを手にする機会がありました。
味に関してはコメントしませんが、全国的に広まるものではない感じがしました…。
これを地産地消と言うかは少し微妙ですが、建築でも地産地消がトレンドになるかも、と私は考えています。
農業ではよく取り上げられる「地産地消」の考え方は、富山県で取れたものを富山県で消費する、という考え方です。
確かに運搬費用なども抑えられますし、栄養価の面でも優れた効果が期待できます。
住宅などの「地産地消」は、富山県で育った木を使い家を建てることかと思います。
この場合には、補助金が下りてくる自治体もあります。
詳しくは担当者にご確認ください。
富山県の山もそうですが、あまりメンテナンスが行き届かず山が荒れている現状があります。
少しでも解消されるといいですね。
それ以上に私が注目している地産地消は“電気”です。
スマートハウスに関しては以前ホームページでお伝えさせていただきました。
簡単に言うと、家の中で電気を賢く利用するというものです。
その拡大版である「スマートグリッド(地域版スマートハウスみたいなもの)」と言われるものに関しては、素晴らしものだと思っています。
その理由は、送電線のロスを極力減らしてくれるものだからです。(電気の問題は発電所から使用先までの送電線による放電)
それを解決してくれるのが、スマートグリッドです。
最近では自家発電として、太陽光発電がある程度普及してきました。
この発電した電気を、太陽光発電をしていない家庭などに送るものです。
例を挙げると、私が太陽光発電をして、その余剰電気を太陽光発電などをしていないお隣さんに送り、それを利用するようなものです。
これをすることで送電ロスなどはかなり減るのではないかと思っています。
しかしこの実現はまだまだ先になりそうです。
電気メーターそのものを変えていく必要があるので、北陸電力さんのやる気次第ですが、そんなに早く実現はしなかと思います。
原子力発電以外の電気を無駄なく利用するために、少しでも早く無駄の少ないエコ社会が来るといいですね。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございまいた。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司