スタッフブログ 蓄熱式暖房機の特徴
2012年02月22日
こんにちは。
晴れの日が続くようになり、雪も少しずつですが減ってきました。
もう雪はいらないと感じているのは、私だけでしょうか。
さて今回は、蓄熱について話をしたいと思います。
蓄熱と言うと道路のアスファルトやコンクリートも蓄熱しています。
そのため晴れの日が続くと雪が積もりにくくなります。
逆に夏場は蓄熱してほしくないのに、蓄熱をしますので、ヒートライランド現象やカゲロウのようなものに影響を与えます。
住宅の場合、蓄熱と言うと「蓄熱式暖房機」ではないでしょうか。
今では光熱費が抑えられるということで、多くの新築住宅に設置をされています。
深夜の電気料金は、昼間の数分の一の価格で電気が使えます。
その電気を使い夜に熱をためて、昼に放熱をすることが蓄熱式暖房機です。
計算上は当社の場合蓄熱式暖房機が一台あれば家じゅうあったか!!と言いたいのですが、あくまで計算上ですので、諸条件の影響でうまくいかない場合も多くあります。
蓄熱式暖房機は灯油ファンヒーターのようにガンガン暖かい(むしろ熱い?)熱を放出するのではなく、ヤンワリと暖かい空気が放出されます。
そのために「2時間で家を暖める。」ということよりも、「家の室温をキープする」ことに使うような感じが私のお勧めです。
完全に冷え切った室内を暖める場合は、エアコンとの併用がいいのではないでしょうか。
また蓄熱式暖房機はその本体自身が暖かく、吹き出し口も床のすぐ上であることがほとんどです。
その時に材料によっては、木がやせてしまうこともよくあります。
当社の使用している木材の場合それは少ないのですが、さらにお勧めなのが木材に暖かい熱が当たり続けないようにするため、毛足の短いカーペットなどを暖房機の前に置くといいらしいです。
今年は暖房を使う機会が減ってくる頃ですが、また来年以降に参考になれば幸いです。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司
蓄熱式暖房機の中身(画像はサンプルです)