スタッフブログ　アメリカの関税が及ぼす住宅価格への影響

こんにちは。
寒いのか暖かいのかよくわからない日が続きますね。
自分の場合は数は少ないのですが、いつ冬物を片付けようかと思案している野島です。

 

アメリカのトランプ大統領が関税の強化を打ち出し、それに伴う経済的な影響が世界中に広がっています。
こうした大きな動きは、一見すると私たちのような地域密着の建築業には関係ないように思われがちですが、実は直接・間接を問わず、住宅業界にも影響を及ぼす可能性があるのです。

たとえば、海外から輸入される建材や設備機器などに関税がかかれば、材料費が上がり、結果として建築コストの上昇につながることが考えられます。
住宅は多くの部材や機器で成り立っており、その中には海外製品も数多く含まれています。
直接的に関わる材料でなくても、物流コストや原材料の価格変動が間接的に波及することもあるため、私たちの仕事にまったく無関係とは言えません。

 

・住宅価格は上昇するのか？

現時点ではすぐに何か大きな変化が起こるわけではありませんが、今後じわじわと価格に影響が出てくる可能性は十分にあります。
そうなると、最終的に影響を受けるのはお客様であり、住宅を建てたい、リフォームしたいと思っている方の負担が増えることになります。
私たちとしても、できる限り価格の変動を抑えながら、お客様の負担を減らす努力を続けていきたいと考えています。

 

できれば、ガソリンの暫定税率のような負担を減らす政策が並行して出てくれば、価格上昇が収まる可能性もありますが、その可能性は低そうですね。。
物価や価格が政治的な要因で左右されるのは、正直自分はあまり好きではありません。
しかし私たち一人ひとりで変えられることではないので、どう影響が出るかを注視しながら、柔軟に対応していく姿勢が大切だと感じています。

今後も、住まいに関わる価格や社会の動きについても、分かりやすくお伝えしていければと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

～NOJIMAの紡ぎ繋ぐプロジェクト～
野島建設株式会社 社長 野島比呂司

 

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