スタッフブログ 環境負荷を考えた住宅とは
2025年01月11日
こんにちは。
魚津にも雪が積もるようになり、完全に冬が来たと感じている野島です。
できる限り除雪が面倒なので積もらないといいのですが、自然が相手なので、どうしようもないところもありますね。
最近建物の生涯排出量を長期で考える制度「ライフサイクルアセスメント(LCA)」の導入を政府が検討しているようです。
そこで「昔の住宅」と「今の住宅」について、自分なりに考えてみました。
本当に昔の家は木材や土壁など、自然素材を多く使って建てられていました。
たとえ住宅が朽ちたとしても、そのまま自然に返るのが過去の住宅です。
また風通しを良くする設計や軒の深さで日差しを調整する工夫があり、エアコンなどのエネルギー消費に頼ることなく、自然との共生を大切にした暮らしをしていました。
・環境負荷を考えた住宅とは
現代の住宅は高断熱・高気密化が長く、居住環境は全体に快適になっています。
その一方で、建材の製造や施工段階で多くの二酸化炭素(CO₂)が排出されるという課題があります。
木造であっても乾燥をさせる時や集成材を作る時にエネルギーが必要ですし、鉄骨やコンクリートの製造工程では大量のエネルギーが使用されます。
もちろん建設時や解体時に重機の使用などでもCO₂が発生します。
これからの住宅づくりを求められるものは、最新の技術を活用しながらも、昔ながらの知恵や自然素材を活かした設計を取り入れることだと思っています。
再生可能な素材を使用したり、自然の風を活かしたり、太陽光発電や高効率の設備を導入することで、住宅のCO₂排出量を抑えることができます。
住宅は、建てた後も長い年月を共にしています。
私たち野島建設も、環境に優しい住宅づくりを目指し、地球にお住まいの方にも優しい住まいであるようにしていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも皆様の暮らしに役立つ情報をお届けしてまいります。
~NOJIMAの紡ぎ繋ぐプロジェクト~
野島建設株式会社 社長 野島比呂司
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