スタッフブログ 火と上手に向き合う
2017年06月19日
こんにちは。
最近「痩せた?」と言われることが増え、喜んでいる野島です。
自分の場合痩せなくてはいけない体型であることを考えると喜んではいけないのかもしれませんが、喜んでいます。
先日ロンドンの大火災で大量の死傷者が出てしまいました。
日本とロンドンとは建築の法律は異なると思いますが、建築携わる自分にとって心が痛い事でした。
最近では糸魚川の大火災や、昔は魚津も大火災があります。
しかしどうして火災は広がっていくのでしょうか。
・火と上手に向き合う
最近は電気になっていますが、煮炊きに、お風呂、暖房に照明。ほとんどのものに火が使われていました。
それらのおかげで我々は快適な生活を送れるようになったと言えます。
しかし火災の問題があり、その多くは代替品に取って代わるようになりました。
火災の面を見るとこれは仕方ない部分かなと割り切れます。
また最近の住宅の火災対策はどのようなものなのでしょうか。
富山県の新築住宅のほとんどは、火災にある程度の耐性を持っています。
その目安は室内でももらい火の場合でも、約30分です。(魚津の街中などでは1時間くらいの目安の地域もあります)
たったの三十分と思うかもしれませんが、人命を救う(逃げる)意味ではこれくらいでもいいのかもしれません。
しかしよく考えると火災の多くは数時間にわたり燃えます。
結局は二時間くらい火に耐える住宅であっても、なかなか家を守ることは難しいかと言えます。(サッシが長時間、火に耐えられないので、一般住宅では家を守ることは難しいのではないでしょうか。)
結局は火災が起きた場合、逃げる、人命を守ることが第一になってしまっています。
そのため最近では火災警報器の設置が新築では義務付けになっています。(電池式の場合は、電気残量があることを確認していただきたいと思います)
火は上手に付き合うことで快適な生活を送れますが、使い方を間違えると様々なものを奪っていく化け物に変化をします。
火を使わなくても生活できる現在は便利なのかもしれませんが、どこかでしっかりとした教育、体験をしないといけないのではないかと思っています。
皆さんも特に火の取り扱いには気を付けていただきたいと思います。
エコ健康住宅“ZERO” 野島建設株式会社
代表取締役社長 野島比呂司
PSこのような大火の後には、消防を装って消火器を効果で売ることが流行る場合もあります。訪問販売には気を付けるといいかもしれません。